記事が最後まで読まれない
読者の心に響く記事が書けない
そんな悩みはこの記事で一発解決します。
心理テクニックを使って、読者の心を動かしましょう
今回は、ブログやマーケティングに使える心理効果30個を完全解説します。
この記事の特長として、この心理テクニックが使用されている実際の応用例も合わせて載せています。
という参考にしてみてください!
SNSで運用で使える心理テクニック
ザイアンス効果
単純接触効果ともいいますね
これは、同じ人やモノ・サービスに何度も触れると警戒心が薄れていき、関心や好意を持ちやすくなる心理のこと
身近な例では、TVのコマーシャルでも同じCMを何度も見てると買ってしまうこととかですね。
ブログ・マーケティングで使える応用例
・売りたい商品の広告リンクを、同一記事内で複数貼る
・SNSを毎日更新してフォロワーの目に留まるようにする
コミットメントと一貫性の原理
人間は一度ある態度をとると、一貫性を保ちたがる心理のこと
身近な例では、友人から「今日空いてる?」と聞かれ「空いてる」と言ったら、「引っ越し手伝ってよ」と嫌なお願いをされても断りにくい といった心理です。
既に予定がないという立場を明らかにしている以上、それに沿わない行動はとりにくいということですね
ブログ・マーケティングで使える応用例
・「SNSでリツイートしてくれた人だけに限定情報公開」と言って、商品紹介記事に誘導する
・初回購入特典に、次回から使える割引クーポンを配布する
権威性
権威性とは、専門家やその道のプロの意見には従いやすくなる という心理効果です。
ブログ・マーケティングで使える応用例
・月収100万円達成、Twitterフォロワー数1万人 などの実績や数字をプロフィールに入れる
ヴェブレン効果
「価値ある高級ブランドの商品を購入することで、周囲から『すごい』と思われたい」という自己顕示欲を満たすための消費行動
フェラーリやランボルギーニ、ロールスロイスといった何千万円もする超高級外車が世界には存在します。
一般市民には到底手の届かない車ですが、富裕層の間ではごく普通のことのように売れるのです。
返報性の法則
誰かに何かしてもらったら、あなたも相手に何かしてあげたいと思う心理状態
例:Twitterでフォローされたので、フォローバックした
友達から誕生日プレゼントをもらったので、自分もプレゼントを贈った
ブログ・マーケティングで使える応用例
・SNSでフォローしてくれたので、フォローバックした
・他ブロガーのコメント欄にコメントすることで、自分のブログにもコメントを書いてもらいやすくなる
クリック率を上げる心理テクニック
認知的不協和
自分がもつ認知と現実との間にギャップがあると、そのギャップを解消あるいは低減しようとして、行動や考え方をかえてしまう心理状態をいう。
身近な例では、給与が安く、残業時間も多い会社に勤めて辞めたいと考えます。
だけど転職や独立するには怖くてなかなか一歩踏み出せない場合、「会社が大きくなるまでの辛抱」「自分は正しい仕事をしている」と自分を無理やり納得させることで矛盾を解消するのが、これに当たります。
ブログでの例
・○○ + ×× という、相反する単語をつなげたタイトルや見出しをつけて読者の興味を引く。
クレショフ効果
無関係の画像や映像を連続して見た場合、無意識に関連づけて考えてしまう心理作用
例えば、指輪のアップ画像の次に女性の画像を見ると、実際は何の関係性のない画像であっても、自然と婚約や結婚などのイメージを連想してしまうのです
カリギュラ効果
禁止されるほどやってみたくなる心理現象のことを言う。
身近な例だと、「お前達は見るな」と情報の閲覧を禁止されると、かえって見たくなる心理現象が挙げられる Wiki参照
ブログ・マーケティングで使える応用例
・育毛剤のアフィリエイト広告に【髪が薄い人はクリックしないでください】というコピーを入れる
・Youtubeで「ピー」という効果音で発言を消したりする
・記事タイトルに【閲覧注意】【悪用禁止】【やってはいけない】など注意を促すコピーを入れる
類似性の法則
類似性の法則とは、自分と共通点のある人・モノに親近感を抱くというものです。
例えばたまたま知り合った人が、同じ出身地、出身校、同じ市に在住 とかだと一気に親近感がわきますよね。
ブログ・マーケティングで使える応用例
・ターゲットとする読者と同じ境遇であることを打ち明ける
→「過去ブラック企業に勤めていた」「色々な副業に挑戦するも失敗した」など
プライミング効果
「人が最初に見たものから刺激を受け、無自覚なまま行動を起こす」ことを示した心理効果
身近な例では、帰宅途中でどこかからカレーの匂いが漂ってきたら、その日の夜ご飯を無意識にカレーにしてしまうという現象です。
アフォーダンス効果
過去の経験や思考をベースにして、その後の行動を決める心理のこと
身近な例では、トイレの入り口にある男性用・女性用を表すサインだったり、捨てる物に合わせたゴミ箱の口の形
ブログ・マーケティングで使える応用例
・アフィリエイトリンクを文字だけにするのではなく、ボタンにすることでクリック率を上げる
・閲覧してほしいリンクに矢印(>>>)など、次の行為を促す印をつける
アンダードッグ効果
不利なチーム、弱い立場の人などに対して同情の心を抱き、つい応援してしまう心理現象のこと
身近な例では、柔道で身体の小さな選手と大きな選手の試合を見る際、自然と身体が小さい選手を応援してしまう心理のことです。
ブログ・マーケティングで使える応用例
・人気ランキングでは下位だけど、実はいい商品なんです という宣伝方法
・コロナの影響で、発注やお客さんが減ってしまったから助けてほしい… という宣伝
ツァイガルニク効果
終えてしまった事柄より、途中で中断してしまった事柄のほうがよく記憶に残るという心理効果
身近な例では、テレビCMで「続きはWebで!」などを入れることで、続くをみたいという心理を働かせる。
ブログ・マーケティングで使える応用例
タイトルに「~~~?」と疑問符をいれることで、「答えを知りたいから記事をクリックする」という行動を促す
購買意欲を上げる心理テクニック
ハロー効果
ある人・モノを評価するときに、目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のこと。
身近な例でいうと、初対面の人が「東大卒」だと聞くと、「東大に入れるということは、この人は仕事ができるんだろうな」と思い込んでしまうことです。
東大出身者全員が必ずしも100%仕事ができるわけではないのに、「東大」という特長に引きづられてしまうのです。
ブログ・マーケティングで使える応用例
・サイト主の経歴:最高月収○○万円、○○大学出身、○○会社勤務など をプロフォールに載せる
・売る商品の実績:セレクションで金賞や最優秀賞受賞 などを記載する
・口コミやレビュー件数、人気ランキングを載せる
ウィンザー効果
第三者を通して伝えられた情報は信憑性が高まるという心理効果です。
例えば、ラーメン屋の店主から「うちの店は美味しいよ!」と言われた場合と、友達から「あそこのラーメン屋美味しかったよ!」と言われた場合、どちらの方が行きたくなるでしょうか?
間違いなく友達から言われた方が行きたくなりますよね。これがウィンザー効果です。
ブログ・マーケティングで使える応用例
・売る商品のTwitterでの評判を載せる
・他サイトでの商品の口コミを外部リンクとして載せる
バンドワゴン効果
バンドワゴン効果とは、他の人が消費するものを自分も欲しいと思う心理効果
関連スノッブ効果やアンダードッグ効果
身近な例では、選挙において立候補者の予想得票数が公表されると、票数の多い立候補者にはさらに票が集まる傾向 が該当する。
マッチングリスク意識
マッチングリスク意識とは、購入した商品やサービスが自分に合わないのではないかと考えることや、その考えのことです。
身近な例だと、ネットで洋服を買うときに「自分に合わなかったらどうしよう」「サイズが失敗したらどうしよう」という不安が頭をよぎった経験は、誰でも一度はあるのではないでしょうか。
マッチングリスク意識とはこれのことです
読者が購入する前に浮かぶと思われる不安を、先に取り除いておくことがポイントです。
ブログ・マーケティングで使える応用例
・「返金保証アリ」と明記する(※本当に返金保証ある場合に限る)
・実際に商品・サービスを使った人の口コミやレビューを記載する;ウィンザー効果と関連あり
アンカリング効果
先に与えられた情報や数字に無意識のうちに判断を歪められてしまう「認知バイアス」のこと。船のいかり(アンカー)が由来です。
身近な例だと、「定価10,000円のところを、期間限定で20%OFFの8,000円!」 というようなセール広告などがこれにあたります。
もともと8,000円でも十分利益が取れるところを、10,000円というさらに高い価格をアンカーにしているということです
ブログ・マーケティングで使える応用例
・定価10000
・「有料級情報」と書いて、記事の有益性を増す
損失回避の法則
「人は、得をすることよりも損をしないことを選ぶ」という心理のことです。
例えば「A:1万円を無条件でもらえる」「B:2万円を50%の確率でもらえる」という2つの選択肢があった場合、Aの選択肢の方が選ばれやすい 現象です。
Bの場合で50%の確率で何ももらえないよりも、確実に1万円もらえる方が無難という心理ですね。
ブログ・マーケティングで使える応用例
・商品を買わないことによる気化器損失
コンコルド効果
事業を続けても利益が見込めないにもかかわらず、それまでの大きな投資が無駄になることを惜しんで事業をやめられない状態になること
身近な例では、パチンコなどのギャンブルです。返ってくる見込みが低いにもかかわらず、「これまで使った分を取り返そう」と躍起になってサンクコストを生み出してしまいます。
ブログ・マーケティングで使える応用例
・あと○○日でクーポンが切れます とせっかく獲得したクーポンを無題にしないように購買を促す効果
シャルパンティエ効果
同じ重量の物体を比較した際に、視覚的に大きく見える物の方をより軽く、視覚的に小さく見える物の方をより重いと錯覚してしまう現象
例えば、1kgの米と、1kgの綿あめはどちらが重いでしょうか。この時、同じ1kgなのに米の方が綿あめより軽いと思い込んでしまう心理効果です。
これは重さだけでなく、商品の価格や費用にも当てはまります。
ブログ・マーケティングで使える応用例
・年額12,000円→月額1,000円と言い換えた方が売れやすい。
・コーヒー2杯分の価格で、毎月動画見放題
おとり効果
性能や価格の違う2つの商品A、Bで迷っているときに、例えばAよりも劣ることが明確な第3の商品Cを提示されただけで、BよりもAを選ぶようになる傾向
経営学専攻の学生に英経済誌『エコノミスト』を定期購読に対して、選択肢が以下のような2個の選択肢を与えました。
(1)ウェブのみ購読 $59
(2)冊子&ウェブ購読 $125
結果:(2)を選択した学生 32%
このケースでは(2)の選択をした学生は32%に及びました。しかし、以下の3つの選択肢を与えると、(2)を選んだ学生は、なんと84%に及びました。
(1)ウェブのみ購読 $59
(2)冊子のみ購読 $125
(3)冊子&ウェブ購読 $125
結果:(2)を選択した学生 84
ブログ・マーケティングでの例
ブログ・マーケティングで使える応用例
・売りたい商品よりも高い類似品と安い類似品を含めた比較表を挿入する
寿司ネタ | マグロ | 中トロ | 大トロ |
価格 | 100円 | 300円 | 500円 |
イメージ |
松竹梅(ゴルディロックス効果)の法則
「失敗だった時の損失が少なく」かつ「プライドを保つことができる」真ん中の価格が選ばれやすくなるという理論
身近な例では、コースメニュー:超Aランク15000円、Aランク13000円、Bランク10000の3つがあったら真ん中のAランクが選ばれやすいという心理です。
おとり効果と似たような心理ですね。
希少性の法則
希少性の高いもの(なかなか手に入らないもの)に人は価値を感じるという心理効果
物質上はただの「石」であるダイヤモンドの価格が高いのは、流通量が限られているという希少性によってです
ブログ・マーケティングで使える応用例
・「100個限定」など、数に限りがあることを明示する
・〇月〇日まで○○%OFFのセール中 と期間現地であることを明示する
テンション・リダクション効果
心理的な緊張がなくなって注意力が散漫になることで、警戒心が弱くなるという効果
身近な例では、例えば、服を購入しようとショップに入ったとしますね。とても気に入ったワンピースを見つけましたが、値段がとても高かったとします。
あれこれ悩んで考えた末に、やっぱり思い切って購入することに決めたとしましょう。その時、ショップの販売員が、
「このワンピースには、このベルトがとてもお似合いですよ」
と勧めてきたとします。すると、テンション・リダクション効果が働いて、勧められたベルトも一緒に購入してしまう事例
ディドロ効果
ディドロ効果(Diderot effect)とは、これまでの生活環境になかった「理想的な価値」を持つ新たなものを手に入れた際、その新たな価値に合うような関連するもので統一しようとする心理的傾向のこと。
カクテルパーティー効果
カクテルパーティーのような騒がしい場所であっても自分の名前や興味関心がある話題は自然と耳に入ってくるという心理効果
身近な例では、
ブログ・マーケティングで使える応用例
例えば保険商品なら、保険料の額や還付金など仕組み面でのメリットよりも、「30歳からがん保険を考えたい人へ」のように、ピンポイントで自分のことだと感じさせるメッセージの方が、ユーザーに直接響きます。
バーナム効果
バーナム効果とは、誰にでも当てはまる要点をあたかも自分の特徴だと勘違いさせる心理的効果
たとえば、ある人物の血液型がA型だとわかった時に、性格的特徴と紐付けて「どうりできれい好きだね」などのように話す場面があったとします。
しかし、現実にはA型でなくても几帳面な振る舞いをしがちだったり、B型でなくてもマイペースと判断される行動を選んだりと血液型で性格を判断することは難しいです。
ブログ・マーケティングで使える応用例
・子育て世代の女性をターゲットにしたサプリメントでは、「体がだるい、寝ても疲れが取れない、休む暇もない、そんなあなたへ」などのように、ターゲットに当てはまりそうな文言を並べながら、それを目にする人物へ語りかけます。
フレーミング効果
「ある事柄を伝える際、どこを切り取るか(フレーミング)によって与える印象が変わる」心理作用
例えば、特定の世代においての重篤化率を示す場合では重篤化率を10%としたとき、
「90%は重篤化しない」
「10%は重篤化する」
の2通りの表し方が考えられます。
ブーメラン効果
おすすめ書籍紹介
影響力の武器
人は、なぜ動かされるのか?
という人間の行動心理を例示をふんだんに使って説明してくれる名著。
本書で解説されている影響力の要素は以下の6つ
影響力の武器6つ
・一貫性とコミットメント
・権威性
・返報性の原理
・希少性
・好意
・社会的証明
本記事でも紹介した要素もいくつかありますね◎
結構分厚いので、全部読むというよりは辞書がわりに置いておくのおすすめ。
予想通りに不合理
「人間の行動は、合理的に見えるけど実はめっちゃ不合理なんですよ」という真実を解説しています。
ブログのようなWebマーケティングでは、ユーザーがどのように考えてどう行動するかを勉強しておいたほうがいいでしょう◎
本書では、なぜ人間は不合理な行動してしまうのかを例示を交えながら解説しています。
人を操る禁断の文章術
シュガーマンのマーケティング30の法則
売れるコピーライティング2000
ブログの記事タイトルや見出しに使えるキーワードが2000通りの例文を用いて紹介されています。
本を読んでみればわかりますが、「この単語よく見る!」というような事例がいくつも紹介されています。
よく見るフレーズ例
・内気な性格の人にお勧めの職業20選となり方解説 (P.175)
・絶対に買ってはいけない中古マンションの見分けかた(P.66)
・みんなが選ぶ100均便利グッズベスト30(P.236)